ピアノと向き合う日々を🎵

こんにちは。講師の滝口です🎹
急に気温が下がり秋から一気に冬のような気候になりましたね。🍂

遠く離れたポーランドでは、第18回ショパン国際ピアノコンクールが開催されました。YouTubeで生配信されていたのを皆さまご存知でしたでしょうか。
時差があるので毎晩聴くのは体力的に大変でしたが😅、今も演奏動画は観られますのでぜひ聴いてみてください
優勝はカナダ人のブルース・シャオユー・リウさんでした👏そして2位に反田恭平さん、4位に小林愛実さんが入賞しました✨
ショパンが演奏していた当時のピアノは今とはピアノの素材や構造が異なっているため、音の響き方は全く違うものであったと考えられています。
今も世界中で愛され、演奏されている名曲の数々を生み出したショパン自身がどんな音色を奏でていたのか、ぜひ聴いてみたいですね…

偶然ですが、1970年の同コンクールで2位に入賞された内田光子さんのリサイタルに先日行ってきました

2.000人以上入る広いホールいっぱいに繊細で、時には力強く生き生きと、軽やかな音色や重厚な和音が響き渡っていました。ピアノがこんなにも色々な音が出せるのだと改めて気づかされ、自分自身の演奏にこの日の経験を活かしていきたいと思いました。
コロナ禍で演奏会に行く機会はほとんどありませんでしたので、久しぶりに幸せなひと時を過ごすことができました☺️

ショパンコンクールも終わり、いよいよ11月に入ります🍁
今年の発表会プログラムも出来あがりました🎶

発表会に向けてリハーサル会を行ったり、レッスン中録音をして生徒さんに自分の演奏を聴いてもらっています。思っていたよりテンポが速くなってしまっていたり、強弱が上手く表現しきれていなかったりなど、生徒さんと確認しながら準備の真っ最中です🔥


↑昨年より更にレベルアップし、強弱の変化が激しい曲を演奏します!一つ一つ丁寧に作り上げていきましょう


↑1985年のショパンコンクールで優勝したブーニンが大好きな生徒さん表現力に磨きをかけています!


↑中学生の生徒さんは久石譲さんの曲を演奏しますコロコロ場面が変わる曲なので、物語が続いていくように自然に次へとテンポや強弱表現を変えていかなければなりません。本番までもうひと頑張りです!

ショパンコンクールもそうでしたが、本番は一度しかないのでその一回に全力を出しきれるようにするには、日々の細やかな準備が必要だと感じます。
生徒さんには演奏に自分なりのこだわりを持って、またそれに自信をプラスして本番に挑んでもらえたらなと思っております。☺️
発表会まで残りのレッスンもわずかとなってきましたので、1回1回を大切に、楽しむ気持ちを忘れずに一緒に頑張りましょう!!

滝口歌菜