初音ミク&DTM入門

こんにちは!講師の佐古田です。

今年に入り、以前から関心のあったDTMを始めてみました。
今回は「メロディー音楽教室」を歌詞にして、短い曲を作ってみたいと思います

まずメロディーを考えます。
歌詞の日本語の高低アクセントと、メロディーの音の高さを揃えるようにすると、自然な歌になります。

調性は、優しさや華やかさを感じるニ長調(Dメジャー)にしました。
和声は、Ⅰ→Ⅱ7→Ⅴ7→Ⅰという、オーソドックスな進行にしました。

ニ長調に当てはめると、D→Em7→A7→Dというコード進行になります。

歌詞、メロディー、コード進行ができたら、DAWソフトでアレンジ(編曲)をします。

今回は、初音ミクを購入すると付録でついてくる「Studio One 6」というソフトを使っています。

まず楽器ごとにトラックとリージョンを作り、インストゥルメントを設定します。

歌パートから入力していきます。
プラグイン「piaprostudio」をインストゥルメントに追加して、初音ミクを起動します。

鉛筆ツールで音を入力します。初音ミクNTでは、一音に1つのひらがなを入力できます。歌詞は後からまとめて入力できます。
「きょうしつ」より「きょおしつ」の方が実際の歌に近いので、そういった微調整を加えます。

ピッチカーブの調整モードにすると、声の微妙な高さを調整したり、カクカクした発声を滑らかにすることができます。
左側のパロメーターから、「cute/cool」などの声色なども変えられます。

初音ミクの入力が終わったら、次に楽器を入力します。
楽器は基本的に、ドラム、ベース、ピアノ、ギターの順番で入力します。
私はピアノ以外の楽器の経験がないので、参考書を見ながら、いい感じになるように音を打ち込みます。

ドラムのリズムは、ベーシックな8ビートにしました。
ベースは、バスドラムの所はなるべく演奏し、そのほかは歌に合うようにリズムを作ります。

音ひとつひとつのベロシティ(強弱)の値に変化をつけることで、曲にノリを出すことができます。ベロシティを変えるだけで、ずいぶんリアル感が増します。

ピアノは四分音符のリズム、ギターはアルペジオのパターンにしました。
ピアノとギターは音域がかぶるので、なるべく別のリズムパターンにすると良いそうです。

ヴァイオリンのオブリガートを追加してみました。

高音域が寂しかったので、パッド系(オルガンのような減衰しない音)を入れます。

最後にミックスをします。
今回は、フェーダー(音量を変更する機器)と、EQ(イコライザー/周波数を変更する機器)を調節してみました。

この辺は初めて聞く専門用語が多く、まだまだ分からないことだらけなので、少しずつ勉強したいです!

ひとまず完成しました

最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌸

佐古田