ヴァイオリンの弦の話
こんにちは!ヴァイオリン講師の岡野です🎻
今年は寒かったので桜が咲くのが遅いですね>_<
やっと暖かくなってきて梅や咲くのが少し早い河津桜も咲いてきました🌸
近所の梅と桜です(* ´ ꒳ `* )
やっと春らしくなってきましたね!
新学期もそろそろ始まるころなので新しい学年になる準備をされている方もいらっしゃいますね!
新学期に向けて体験レッスンも増えています🌸
私はこの間ヴァイオリンの弦を張り替えたのでそのお話をしようと思います。
ヴァイオリンの弦は消耗品ですのでおよそ3ヶ月~1年くらいで交換します。切れていなければ交換しなくても大丈夫なのですが、音色が悪くなってくるのである程度で交換したいところです。
そしてこの弦、色んな種類が出ているので好奇心で色々試しています。
弦によって音色や弾き心地が違いますし楽器との相性もあります。個人的には化粧品を色々試すのと同じような感覚です🌼
オーソドックスなのはトマスティック社のドミナントでしょう。この間まで張っていたのがこの弦なのですが、張りたてからキンキンせず安定した音色でした。
ただ私には少しくぐもった感じの音色に感じられたので同じようにオーソドックスとされているピラストロ社のトニカの方が好きですね。
左がドミナント、右がトニカのパッケージです
今回張った弦はWacher Amberという弦で私は初めましての商品です。
張ってみた初めの感想は「やわらかい!」
弦を押さえるときの抵抗が少なかったです。
そして明るくやわらかく響く音でした。
低音の深い音色を求めている方には合わないかもしれないです(•́ω•̀ ٥)
少したつとまた音色が変わると思うのでそこも楽しみにしています。
そしてたまにお目にかかるこのタイプのE線
初めに見た時はびっくりしましたΣ(゚д゚;)
こんな感じで張り始めて
しっかりEの音まで張り上げるとこのように見た目は普通になります
クルクルE線は強い音色な傾向がありますがこちらも少しそんな感じ
今まで色んな弦を張ってきていますが大体替えていつも思うのは、『張りたての新しい弦はよく響く✨』
そして個人的に好きな弦はガット弦のオリーブですね。深い音色とさまざまな表現のできる幅のある弦です。そして長持ちします。
ただお値段が張るのと調弦が狂いやすいのが難点。
比較的安いナイロン弦だとラーセンが好きです。響きが豊かで華やかでした。ただ音色が悪くなるのが格段に早いのが難点。
これからも安くて気に入る弦を探す旅は終わりません